理学療法士の仕事は、病気や怪我によって身体に障害のある人の基本動作能力の回復や維持、障害の悪化予防を目的として、運動療法や物理療法を用いて日常生活における自立を支援することです。病棟の機能ごとにリハビリテーションの進め方にも特徴はありますが、患者さまの今後の生活を見通した計画を立て、患者さまに合わせたリハビリを実施していくという部分では、どの病棟も共通して言える所だと思います。
回復期リハビリテーション病棟の病床管理をしています。病床管理というと入院される方をイメージされると思いますが、私は主に退院に関わる部分を担当しています。入退院のバランスで病床数が変わってくるのですが、リハビリの状況を見ながら調整をしています。それに伴い、ご家族の方にリハビリを見学していただいたり、今後のプランについて面談したりとコミュニケーションの場を設けています。
新人の教育については、ベテラン理学療法士と相談しながらカリキュラムを考えていきます。リハビリの研究会なども開催しており、時には外部講師をお呼びする時もあります。症例検討会なども含め院内でも様々な勉強会を開催していますので、新入職員の方には、まず幅広く知識を育んでもらい、普段の臨床を通してグループ内で相談しながらスキルを会得していってもらいます。
実は、昔は1on1のコミュニケーションがとても苦手でした。忙しい、時間がない、心に余裕がない、そんなことも理由にあったかもしれません。しかし、今は環境も整い、色々な学びを得て、部下との1on1の時間を大切にしています。中には堅苦しい雰囲気で話をすることが苦手な方もいるので、アンオフィシャルな時間を作ることも心掛けています。心理的安全性を高くもち、話しやすい空気を作るよう意識しています。
最後までご覧いただきありがとございます。理学療法科は職場の雰囲気がとても良いと自負しています。お互いに学びあう環境や、グループリーダーや先輩が後輩の成長を支援するなど、みんなで意識を高め合いながら働ける環境です。また、理学療法科以外にも理学療法士が活躍できる部署や、多職種と連携したチーム活動などもありますので、それぞれに活躍の場があります。「こういう仕事がしたい！」「こういう風になりたい！」そんな目的意識がある方は特にやりたいことが出来る環境です。ぜひ、ご応募お待ちしております。
