私たちは医師の指示のもと、血液検査・尿検査などの検体検査や、心電図・脳波測定などの生理機能検査などを行います。検査結果は、医師の診断や治療方針の決定に不可欠な情報となりますので、とても重要な仕事です。医師の診断と自分の出した所見が一致した時や、病気を早期発見出来た時には、とてもやりがいを感じます。
私の場合は、父親が検査技師だったというのが大きなきっかけになっていると思います。父の背中を見て育ったので、医療関係に就きたいなと考えていました。
私は内面的な人間なので、昔は人と接するのはどちらかと言うと苦手でした…。実は検査技師に対するイメージも「顕微鏡をのぞいているような人」だったんですよね(笑)。だから最初は、検体を取り扱う仕事が自分の性に合っていると思っていました。ですが最初に就職した職場での業務が生理検査業務だったので、そのままその道を深く追求していたら、今の立ち位置で仕事をしていました。今では楽しく仕事をしています。

とても小さな話なのですが、職員が洗面所を利用した際、多くの人が洗面所の水ハネを綺麗に拭いていくんですよ。ササっと当たり前のように。それまで私にはそういう感覚がなかったので、東海記念病院に入職した時に「すごい!」と感動したのを今でも覚えています。院内を歩いていても、職員同士が気持ちよくあいさつをしたり、多職種が声を掛け合ったりと、業務以外の所で衝撃を受けた記憶があります。今では私もしっかりその文化を受け継いでいます。
あえてあげるとしたら、分析能力とストレス耐性でしょうか。
仕事としては細々しているので、問題の原因を把握することや、調整力の高さは求められるかもしれません。
病院やクリニックごとに専門性も違えば仕事のスタイルも違うと思います。
東海記念病院の強みは、アットホームな環境で仕事ができるという事と、「心電図一本で」とかではなく、「様々な項目を学べる環境がある」というところです。色々な事にチャレンジしたい方、ぜひご応募をお待ちしております!

